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2024年05月15日
スタッフの日常,その他

みんなが意外と知らない庚申塔

庚申塔は、中国・仏教の信仰から日本に伝わった塔の一種です。庚申塔は、主に疫病や災厄を除けるために建てられ、病気や災難から人々を守る力があると信じられています。

庚申塔には、十二支の中の「庚申」という干支が関連しており、庚申の日(庚申の日には病気や厄災が多いとされる)にお供えをすることで災いを払うとされています。庚申塔には、絵馬やお供え物などが掛けられ、地域の人々が信仰を集める場としても重要な存在です。

庚申塔は、通常は三層や五層の形状をしており、層が重なっている構造から病気や厄災を取り除く力が強いとされています。また、庚申塔の頂上には、獅子や猿、鶏といった動物の彫刻が施されていることが多く、これらの動物は庚申信仰において重要な意味を持っています。

庚申塔は、日本各地に存在しており、神社や寺院の境内や山間などに建てられています。庚申塔は、疫病や厄災から身を守るために信仰されており、地域の安全や平和を祈る場として親しまれています。